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出版創作イベント「NovelJam 2025」全作品

「著者」と「編集者」と「デザイナー」/ チームで挑む、集中創作道場

この書籍は、NPO法人HON.jpが2025年10月11日から13日にかけて開催した出版創作イベント「NovelJam(ノベルジャム)」に参加した32人が、初日に運営から提示されたお題「移住」に基づきゼロから生みだした16作品を合本したものです。

「NovelJam」とは「著者」と「編集者」、そして「デザイナー」が集まってチームを作り、小説の完成・販売までを目指す『短期集中型の出版創作イベント』です。ジャムセッション(即興演奏)のように参加者が互いに刺激を得ながら、その場で作品を創り上げています。

今回は東京・札幌・沖縄の3会場で同時開催し、個性あふれる作品が数多く生み出されました。過去最高水準(当社比)との賛辞もいただいた作品群をご覧ください。

NovelJam(ノベルジャム)は、NPO法人HON.jpの登録商標です(登録番号6115964号

【画像】『出版創作イベント「NovelJam 2025」全作品』表紙画像

Sample

サンプル

Spec

仕様

紙版

  • ISBN 978-4-910832-21-0
  • A5変型版(218×140×17 mm)
  • 右綴じ(縦書き)
  • 無線綴じソフトカバー
  • 256ページ
  • 295g
  • 小売希望価格3900円+税

電子版

  • ISBN 978-4-910832-24-1
  • リフローEPUB
  • 5.5MB
  • 小売希望価格3500円+税

著作権

  • 出版権は設定していません(All rights reserved by the Author.)

TEAM & WORK

チームと作品

東京会場

チーム「遠隔共同体」

チーム「遠隔共同体」

NovelJam 2025 グランプリ(期間中最も売上額の多かったチーム)

『SPY×BANKER』花雲ユラ(著)

『SPY×BANKER』表紙画像

結城玲夏(編)

H-Cait(デザイン)

スパイ映画の裏方に憧れて入った会社で、見事、社畜プログラマーに成長した主人公・谷橋。マッチングアプリで知り合った銀行員・愛香の部屋に招かれ「俺、ヒモになりたいかも」なんて考えていたら……。女性作者による異業種ラブコメが今幕を開ける──。

『つなぐ手の先に』一之瀬楓(著)

『つなぐ手の先に』表紙画像

結城玲夏(編)

H-Cait(デザイン)

喫茶店で働く島崎統吾はフィリピン人の母子と出会う。母子と交流を深めていくうちに、母子の苦しみを知ることになる。ある事件をきっかけに、初めて人のために動いた統吾の運命が大きく変わっていく。

チーム「あるほり!」

チーム「あるほり!」

『寄生移住』浦出美緒(著)

『寄生移住』表紙画像

上原 さんじ(編)

吉田彩乃(デザイン)

宿主の死期を感知した寄生虫は、移住の準備を始める。その過程で生じる内面の揺らぎに名はあるか。葛藤とともに移住した先は白血病患者だった。迫りくる死の前で浮かぶ前宿主。壊したくない、ただ生きたい 。生と死のあわい、最後の想いとは――『死ぬのが怖くてたまらない。だから、その正体が知りたかった。』(SB新書)の著者が贈る、命のパラドックスを描いた異色作。

―可能でしたら明朝体表記でお読みください。

『黒い柚子と青い鬼 シークヮーサーはまだ微かに甘い』河嶌太郎(著)

『黒い柚子と青い鬼 シークヮーサーはまだ微かに甘い』表紙画像

上原 さんじ(編)

吉田彩乃(デザイン)

沖縄で生まれ育った嘉陽なぎは、地元を離れたくて仕方なかった。大学で「鬼」の研究をしていたなぎは、鬼の祭りをきっかけに長野に移住することに。そこで出会った古文書をもとに伝統銘菓を復活させることになるが……。

NovelJam 2025 最優秀賞 受賞

チーム「G4」

チーム「G4」

『リビング・スピリット』KAIN(著)

『リビング・スピリット』表紙画像

片桐蒼太(編)

石川龍之介(デザイン)

「どうしたんですか? その首の痣……」


白い女に首を絞められる悪夢を見た日を境に会社員、生田亮(いくたりょう)の周囲の女性が次々と不幸に見舞われる。自分の身になにが起きているのか不安に思った亮は霊感のある同僚から“ナ二”かが憑いていると告げられて──?

『株式会社地獄 移住課』ネルソラ(著)

『株式会社地獄 移住課』表紙画像

片桐蒼太(編)

石川龍之介(デザイン)

『株式会社地獄』で正社員として働く怠け者の釜ゆでたろうは上司である閻魔大王から地獄の一部を移住させる部署、移住課へと移動を命じられる。ペットのケルベロスことケルちゃんと共に移住予定地の地獄千丁目にやってきたゆでたろうは上司の指示の元、『血の池地獄』の制作に取り掛かるが……。


地獄の会社員を勤める主人公が上司である閻魔大王に振り回されるインフェルノギャグコメディ、ここに獄誕!

NovelJam 2025 嵯峨景子賞 受賞

NovelJam 2025 ナカノ賞 受賞


チーム「Quartet Paws」

チーム「Quartet Paws」

『まったく、当家のお嬢様は』豆木新(著)

『まったく、当家のお嬢様は』表紙画像

鈴木真生(編)

Kakakiki(デザイン)

アルドが仕える主人のミレイユは才女である。若くして領主となり、数々の功績を残してきた。別格のカリスマ性と、海原の様に広い器を持つ「貴族の中の貴族」。だが、彼女に仕える者達はその功績に顔を顰めるのだ。――例え世界が異なっても、中間管理職は辛いらしい。

『メリカの居場所探し』谷 亜里砂(著)

『メリカの居場所探し』表紙画像

鈴木真生(編)

Kakakiki(デザイン)

人魚のメリカには友だちがたくさん。でもなんだかいつも息苦しい。キラキラと笑い合う仲間の後ろを、ただついていく日々。「私、なんでここにいるのかな」。ある日、メリカは鋭く尖ったムール貝の縁で自身の鱗を剥がし、尾を削ぎ、人となる。これは居場所を求める旅のお話。

チーム「ビギナーズラック」

チーム「ビギナーズラック」

『はなればなれ』岡田周平(著)

『はなればなれ』表紙画像

荒幡周平(編)

いちじく(デザイン)

自分の右手が腐っているとしか思えない。幼いころから奇妙な感覚に苛まれてきた主人公は、人生の不調の理由をその「腐敗」に求めている。ある日、そんなに嫌なら手を切り落とせばいいと囁く人物に出会い、思いもよらぬ事態へ引きずり込まれていく。

NovelJam 2025 高橋文樹賞 受賞

『七日目の希望』粉雪(著)

『七日目の希望』表紙画像

荒幡周平(編)

いちじく(デザイン)

文明が崩壊しつつある世界。人里離れた植物研究所でサバイバル生活を送るカインとヤシロは、ふとしたきっかけから危険な外界へ飛び出すことを決める。正反対な性格のコンビは、計画を通じてお互いへの信頼感を取り戻していく。


著者より一言:今回初参戦の、NovelJam2025。著者と編集者とイラストレーターが3人ひと組になり、3日間で短編を完成させ出版を目指すというものです。お題は『移住』。即興ゆえの疾走感や緊張感が伝われば幸いです。

NovelJam 2025 デザイン賞 受賞

チーム「フタロ」

チーム「フタロ」

『A CROSSROAD』澤俊之(著)

『A CROSSROAD』表紙画像

千葉やよい(編)

宮内梨央(デザイン)

正反対の境遇にいるふたりの青年が、予期せぬ現代の地獄に堕とされ、そこで出会う。入り口あって出口なしの地獄からは逃れようがない

『六弦フェニクス!!』チャカノリ(著)

『六弦フェニクス!!』表紙画像

千葉やよい(編)

宮内梨央(デザイン)

とある正月、中学一年生の北島は破格の値段でエレキギターを購入する。

しかしこのギター、人間に憎しみを抱く不死鳥の魂が宿っており、

北島の肉体を乗っ取って人類滅亡しようと画策していた!!

果たして北島はどうなってしまうのか!?

NovelJam 2025 仲俣暁生賞 受賞

NovelJam 2025 ナカノ賞 受賞

札幌会場

チーム「マメピリカ」

チーム「マメピリカ」

『十勝しあわせ工房たなごころ』田丸 久深(著)

『十勝しあわせ工房たなごころ』表紙画像

maki(編)

豆ノ瀬でんぱ(デザイン)

北海道十勝にある幸福町。洋裁店を営んでいた祖母フクに育てられた幸は、同じく服飾の道へ進むことを夢見ていた。十勝に移住した青年・幸士郎との出会いが、ふたりに新しい一歩をもたらす。

祖母への想い、トラウマを抱えるミシンへの挑戦、そして変わらず佇む幸福駅——。

小さな町で静かに紡がれる、はじまりの物語。

NovelJam 2025 内藤みか賞 受賞

NovelJam 2025 藤井太洋賞 受賞

『ノボとちぎれたふたつの世界』仲町百瀬(著)

『ノボとちぎれたふたつの世界』表紙画像

maki(編)

豆ノ瀬でんぱ(デザイン)

「なみだ淵の森」を境に、ふたつの街が存在する。

自然と共に昔ながらの生活を送る「オールドシティ」と、すべてが管理された「ニューシティ」。

ある日、オールドシティに住むノボは自分そっくりのテシに出会い、好奇心から24時間の交換生活を提案する。

その出会いはふたつの街の未来を大きく変えることにーー。

沖縄会場

チーム「すきまかぜ」

チーム「すきまかぜ」

NovelJam 2025 特別チーム賞 受賞

『Swing』炫(著)

『Swing』表紙画像

菅谷聡(編)

こじろう(デザイン)

緑豊かな自然の箱庭に暮らすふたりの男女。あわい光とかろやかな風に彩られる日々の中、彼女はやがて風となり、彼はその風に祈りを奏で続ける。優しい愛と穏やかな喪失を描く、静謐な幻想譜。

『ふな一箸二箸』610(著)

『ふな一箸二箸』表紙画像

菅谷聡(編)

こじろう(デザイン)

家族の思い出は、しょっぱくて酸っぱい鮒寿司の味。家を出た兄、亡き祖母と父との記憶がそこにある。引っ越しの前夜、僕はすべての記憶を味わい尽くす。ネイピア数100桁が紡ぐ不思議で切ない一夜の旅立ちの物語。

NovelJam 2025 特別賞 受賞

Judges

審査員

藤井太洋

藤井太洋

(作家・HON.jp理事)

内藤みか氏

内藤みか

(作家)

高橋文樹

(小説家・Web開発者)

嵯峨景子氏

嵯峨景子

(ライター・書評家)

仲俣暁生氏

仲俣暁生

(編集者・文芸評論家、大正大学表現学部教授)

ナカノケン氏

ナカノケン

(デザイナー)

デザイン審査員

NovelJamから生まれた熱い創作の成果をお楽しみください。

Other Works

他の開催年

【画像】『出版創作イベント「NovelJam 2024」全作品』表紙
【画像】『出版創作イベント「NovelJam 2021 Online」全作品』表紙
NovelJam' 2019
NovelJam 2018秋
NovelJam 2018 合本
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