NovelJamとは?

NovelJamとは?

「著者」と「編集者」と「デザイナー」。
チームで挑む、集中創作道場。

NovelJam(ノベルジャム)とは、「著者」と「編集者」と「デザイナー」がリアルに集まってチームを作り、ゼロから小説を書き上げ編集・校正して表紙を付け「本」にして販売までを行う『短期集中型の作品制作・販売企画』です。ジャムセッション(即興演奏)のように、参加者が互いに刺激を得ながらその場で作品を創り上げていきます。「小説ハッカソン」あるいは「ライブ・パブリッシング」とも言います。

NovelJam(ノベルジャム)は、NPO法人HON.jpの登録商標です(登録番号6115964号)。

イベントの目的

  • チームによる出版創作イベントで「創発(emergence)」を引き起こし面白い作品を生み出す
  • デジタル出版の工程を川上から川下までひととおりを「体験(experience)」して技能を磨く
  • 出版にイノベーションを起こす「仲間(associate)」を増やす

NovelJamを通じ、日本語の表現・編集・校正・デザイン・制作・プロモーションなどの出版行為(publishing)に必要な技能と、デジタル・ネットワーク技術を活用できる人材を育成し、誰もが自らの想いを「本(HON)」にして読み手につなげていくことができる、文化的で多様性の高い豊かな社会の実現を目指します。

過去の開催実績

NovelJamの様子(撮影:加藤甫)

NovelJam 2017の様子(撮影:加藤甫)

NovelJam 2017(第1回)

「NovelJam 2017」は、2017年2月4日から5日に株式会社ブックウォーカー(東京都千代田区)で開催。「著者」19名と「編集者」10名と「デザイナー」5人が参加、計17作品が生まれ、その日のうちに電子書店で販売開始され、いまでも購入可能です。後日、合本も制作・販売しています。アーカイブはこちら

NovelJam 2018の様子(撮影:川島彩水)

NovelJam 2018の様子(撮影:川島彩水)

NovelJam 2018(第2回)

「NovelJam 2018」は、2018年2月10日から12日に大学セミナーハウス(東京都八王子市)にて2泊3日の合宿形式で開催。「著者」16名と「編集者」8名と「デザイナー」8名が参加、計16作品が生まれ、その日のうちに電子書店で販売開始され、いまでも購入可能です。後日、合本も制作・販売しています。アーカイブはこちら

NovelJam 2018秋の様子(撮影:川島彩水)

NovelJam 2018秋の様子(撮影:川島彩水)

NovelJam 2018秋(第3回)

「NovelJam 2018秋」は、2018年11月23日から25日に大学セミナーハウス(東京都八王子市)にて2泊3日の合宿形式で開催。「著者」16名と「編集者」8名と「デザイナー」8名が参加、計16作品が生まれ、その日のうちに電子書店で販売開始され、いまでも購入可能です。後日、合本も制作・販売しています。アーカイブはこちら

NovelJam’ [dash] 2019の様子(撮影:田嶋淳)

NovelJam’ [dash] 2019の様子(撮影:田嶋淳)

NovelJam’ [dash] 2019(第4回)

「NovelJam’ [dash] 2019」は、2019年11月2日から3日に三鷹市市民協働センター(東京都三鷹市)で開催。11チーム44人が参加し、計22作品が生まれ、その日のうちに電子書店で販売開始され、いまでも購入可能です。また、11月24日に開催された文学フリマ東京にもNovelJamブースを出し、PODの紙本を販売しています。後日、合本も制作・販売しています。アーカイブはこちら

NovelJam 2021 Onlineの様子

NovelJam 2021 Onlineの様子

NovelJam 2021 Online(第5回)

「NovelJam 2021 Online」は、2021年8月13日から15日にオンライン(Google Meet、Discord)で開催。6チーム25人が参加し、計14作品が生まれ、その日のうちに電子書店で販売開始され、いまでも購入可能です。合本は制作中。アーカイブはこちら

企画原案

江口晋太朗氏
まつもとあつし氏

関連作品や企画

乙女文藝ハッカソン

乙女文藝ハッカソン1巻
(書影は版元ドットコムより)

山田しいた『乙女文藝ハッカソン』(講談社イブニングKC)

2018年2月開催の「NovelJam 2018」に著者として参加した山田しいたさん(米光一成賞を受賞)が、2018年6月から「コミックDAYS」で連載を開始した作品。NovelJamのチーム制作要素をアレンジし、5万字を5人で分担して同時に執筆するリレー小説形式の競技になっている。全3巻で完結。

阿賀北ノベルジャム

阿賀北ノベルジャム実行委員会(敬和学園大学)主催。12年間続いてきた「阿賀北ロマン賞」を承継するイベント。「NovelJam 2018」「NovelJam 2018秋」と同様に2泊3日の合宿形式で実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で完全オンラインでの実施へ移行。制作期間は約3カ月と長丁場。HON.jpは広域連携パートナーとして協力している。

ふくい絵本ジャム

福井県の地域資源をSDGsによって掘り起こす活動の一環として、​ふくいSDGs女子部運営委員会が主催。NovelJamと同様、チームでゼロから「絵本」を作り上げる短期集中型の作品制作・販売企画。オンライン開催。阿賀北ノベルジャム実行委員会が広域連携パートナーとして協力。HON.jpは、直接は関与していない。